化粧くずれの原因は、汗や乾燥などさまざまですが、大きな要因は顔から分泌される「皮脂」です。皮脂はファンデーションと混ざると色をくすませ、メイク表面に出て皮脂膜を形成し、光って見えます。これが“テカリ”です。さらに時間がたつと、顔の動きでメイクがヨレて、手で触ることで取れてしまうことも。つまり、ファンデーションの下で「皮脂を広げず固める」ことが、メイクを持続させるカギになります。
皮脂は、毛穴に開口している「皮脂腺」から分泌されます。額・鼻などのいわゆる「Tゾーン」で多く分泌され、肌表面に出ると汗などと混ざりあって「皮脂膜」を形成します。多すぎると油っぽくベタつき、汚れがつきやすくなったり、メイクがくずれやすくなったりします。 皮脂膜は肌のうるおいを守るのに大切なものですが
時間が経ってからのメイク悩みのうち、「毛穴目立ち」に悩んでいる方が多くいることも、実態調査で分かっています。化粧くずれが引き起こす「毛穴目立ち」の実態を研究する中で、明らかになった事実をご紹介します。
毛穴目立ちには、毛穴が「明るく目立つ」ものと「暗く目立つ」ものがあることを発見しました。
そのうち、「明るく目立つ」毛穴目立ちは、 化粧くずれをした時に起こる現象であることに着目。 さらに原因を調査しました。
出典先:J.Soc.Cosmet.Chem.Jpn. 48(1) 19-27(2014)
「明るく目立つ」毛穴目立ち
「暗く目立つ」毛穴目立ち
肌(皮丘)の輝度が上がり、
毛穴が相対的に暗く目立つ
「明るく目立つ」毛穴目立ちは、
結果的に、毛穴をカバーしていない素肌の時よりも、毛穴が目立ってしまうことに。 この毛穴目立ちを防ぐためには、 化粧くずれに強い塗膜が必要だと考えています。
化粧下地やファンデーションがくずれて、 毛穴落ちすることで起こります。
出典先:J.Soc.Cosmet.Chem.Jpn. 48(1) 19-27(2014)
プリマヴィスタの化粧下地で多く採用している、「皮脂固化コントロール技術」、「皮膜化技術」、「耐水技術」。この3つの技術を採用した塗膜を「レジリエント性塗膜」と呼んでいます。
この塗膜は、皮脂くずれに対応するだけでなく、過度な水分やこすれにも強い性質があります。よって、肌のうるおいを保つバリア機能を持つ角層が塗膜で保護されることで、摩擦や蒸れが気になるマスク着用時でも、肌状態が健やかに保たれるのを助けます。
レジリエントとは
困難を乗り越え適応していくという意味を持ち、種々の外的影響を受けても、塗膜がくずれずに肌上にきれいな状態で残り続ける特長を示しています。
肌から出てくる 皮脂を固める
ベースメイクの下に皮脂を留まらせることで、テカリや化粧くずれを防ぎます。
メイクのトレを防ぐ
手やマスクによる こすれにも 強い性能を実現。
汗や水に強い
マスク内の 蒸れや汗による くずれも防ぎます。
これまでも、化粧くずれに悩むお客様の声に寄り添い、ベースメイクの研究を続けてきました。これからも、きれいな仕上がりを持続させたいと願うすべての人のために、化粧くずれ防止技術の開発に挑戦してまいります。
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